東京国立博物館には何がある?有名な展示物や2025年間スケジュールを紹介

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東京国立博物館は、上野公園内にある日本最大級の博物館です。

東京国立博物館って聞いたことがあるけど、

  • 東京国立博物館には何があるの?
  • 有名な展示物は?
  • 2025年間スケジュールが知りたい!

こんな風に思うことはありませんか。

この記事では東京国立博物館には何がある?有名な展示物や2025年間スケジュールについて紹介します。

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東京国立博物館には何がある?ジャンル別に徹底紹介

東京国立博物館は日本と東洋の美術や考古資料を中心に、約12万件もの所蔵品を誇る日本最大級の博物館です。

ここでは国宝89件、重要文化財653件(2025年4月時点)を含む質・量ともに圧倒的なコレクションが楽しめます。

ジャンル別に表にしてみました。

ジャンル主な展示内容・特徴代表的な展示室・場所
絵画日本の古代から近世までの絵画、屏風絵、浮世絵、水墨画など。国宝や重要文化財も多数。本館2階「日本美術の流れ」
書跡古写経、和歌、漢詩、書簡など。平安・鎌倉・室町時代の名筆や国宝の書跡も展示。本館2階「日本美術の流れ」
彫刻仏像を中心に、木彫・金銅仏・石造など。時代ごとに特色ある彫刻作品を展示。本館1階11室
工芸漆工(蒔絵など)、金工(刀装具・金属工芸)、陶磁(茶陶・京焼・伊万里焼など)、染織など多彩な工芸品。本館1階12室(漆工)、13室(金工・刀剣・陶磁)
刀剣平安時代から江戸時代までの日本刀、刀装具。流派や地域ごとの特徴を紹介。本館1階13室
考古縄文・弥生・古墳時代の土器や埴輪、古代の遺物、歴史資料など。本館2階・平成館
民族資料アイヌ・琉球など日本の地域文化、民族資料。本館1階16室
アジア美術中国・朝鮮半島・インド・東南アジアなどの仏像・陶磁・工芸・絵画。東洋館
法隆寺献納宝物法隆寺から献納された飛鳥・奈良時代の仏教美術(灌頂幡、金銅仏、伎楽面など)。法隆寺宝物館
近代美術明治以降の日本美術・工芸作品。本館1階18室
体験・教育子ども向け体験コーナーや保存修理の紹介、ミュージアムショップなど。本館1階19室、20室

※展示内容や展示室は時期によって入れ替わる場合があります。

本館(日本ギャラリー)では2階で縄文時代から江戸時代までの「日本美術の流れ」を時代順にたどる展示があり、

1階では漆工芸、金工、陶磁、染織、刀剣などジャンル別に名品が並びます。

平安時代から江戸時代に至る漆芸や各時代・地域の日本刀、六古窯や京焼・伊万里焼といった陶磁器など、伝統工芸の粋をじっくり鑑賞できます。

東洋館では中国・インド・朝鮮半島などアジア各地の美術品、法隆寺宝物館では飛鳥・奈良時代の法隆寺献納宝物、平成館では日本の考古遺物が展示されています。

絵画、彫刻、工芸、書跡、考古資料といった多彩なジャンルがそろい、展示は年間約300回も入れ替えが行われるので、何度訪れても新しい発見があります。

東京国立博物館の有名な展示物をピックアップして解説

東京国立博物館には誰もが一度は教科書やメディアで目にしたことのある有名な展示物が数多く所蔵されています。

中でも圧巻なのが国宝89件、重要文化財650件以上という日本一の数を誇る国宝コレクションです。

絵画分野の代表作として外せないのが、長谷川等伯による「松林図屏風」(安土桃山時代)。

日本水墨画の最高傑作とも称されるこの作品は、静謐な松林の情景が見る人の心を惹きつけます。

また雪舟の「秋冬山水図」や孔雀明王像、そして中国・南宋時代の李迪「紅白芙蓉図」など国内外の名画が並びます。

書跡では平安時代の『古今和歌集(元永本)』や和歌体十種断簡など、美しい料紙と優雅な筆致が魅力の国宝が展示されます。

工芸・考古分野では本阿弥光悦作「舟橋蒔絵硯箱」や古墳時代の「埴輪 挂甲の武人」なども見逃せません。

特に「埴輪 挂甲の武人」は教科書にも載る有名な埴輪で、古代日本の武人像を今に伝えています。

刀剣ファン必見なのが「三日月宗近」や「童子切安綱」など、天下五剣を含む名刀の数々。

展示替えをしながらも、常にどこかで名品に出会えるのが東京国立博物館の魅力です。

この他にも尾形光琳「風神雷神図屏風」や菱川師宣「見返り美人図」、遮光器土偶など日本美術史に残る傑作がそろっています。

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東京国立博物館2025年の年間スケジュールと注目イベント

2025年の東京国立博物館も年間を通じて魅力的な特別展やイベントが盛りだくさんです。

注目は毎年恒例の「春の特別展」。

例年、国宝や重要文化財などの名品が一堂に会し、普段は見られない貴重な作品が公開されます。

春は桜の名所としても有名なので、館内外で花見と美術鑑賞を同時に楽しむことができるのもポイントです。

夏には子ども向けの体験型イベントやワークショップが充実し、家族連れにもぴったり。

2025年はデジタル技術を活用したVR体験やイマーシブシアターなど、最新のテクノロジーを使った企画も予定されています。

秋には「文化の日」や「国際博物館の日」など無料で入館できる日もあるので、気軽に訪れるチャンスです。

法隆寺宝物館や東洋館では、季節ごとにテーマを変えた展示替えも行われます。

各館の公式ウェブサイトやSNSで最新情報をチェックしておくと、見逃せないイベントをしっかり押さえられます。

2025年もぜひスケジュールをチェックして、興味のある展示やイベントに足を運んでみてください。

2025年主な特別展

イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ
2025年3月25日~ 2025年8月3日
本館特別5室

特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
2025年4月22日~ 2025年6月15日
平成館特別展示室

浮世絵現代
2025年4月22日~ 2025年6月15日
表慶館

江戸☆大奥
2025年7月19日~ 2025年9月21日
平成館特別展示室

運慶 祈りの空間-興福寺北円堂
2025年9月9日~ 2025年11月30日
本館特別5室

2025年主な国宝の展示

国宝六道絵(阿修羅道)
2025年6月17日~2025年7月21日
本館2室

国宝納涼図屏風
2025年7月23日~2025年8月17日
本館2室

国宝白氏詩巻
2025年8月19日~2025年9月21日
本館2室

国宝白氏詩巻
2025年8月19日~2025年9月21日
本館2室

国宝平治物語絵巻 六波羅行幸巻
2025年9月22日~2025年10月26日
本館2室

国宝法華経 妙荘厳王本事品(久能寺経)
2025年10月28日~2025年11月24日
本館2室

国宝寛平御時后宮歌合
2025年11月26日~2025年12月21日
本館2室

国宝松林図屏風
2026年1月2日~2026年1月12日
本館2室

国宝十六羅漢像(第十尊者)
2026年1月14日~2026年2月15日
本館2室

国宝医心方 巻第一 治病大体部
2026年2月17日~2026年3月15日
本館2室

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東京国立博物館には何がある?有名な展示物や2025年間スケジュールについてまとめ

この記事では東京国立博物館には何がある?有名な展示物や2025年間スケジュールについて紹介しました。

東京国立博物館は日本とアジアの美術・歴史を体感できる、日本最大級の博物館です。

長谷川等伯「松林図屏風」や雪舟「秋冬山水図」、本阿弥光悦「舟橋蒔絵硯箱」、そして教科書でもおなじみの「埴輪 挂甲の武人」など、日本美術史に残る名品がずらりと並びます。

刀剣ファンには三日月宗近や童子切安綱といった名刀も人気です。

2025年の年間スケジュールを見ると春から夏にかけては「イマーシブシアター 新ジャポニズム~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」が本館特別5室で開催され、縄文土器や浮世絵、現代アニメまで日本の美意識を体感できる内容となっています。

最新情報は公式サイトの年間スケジュールやカレンダーでチェックできますので、展示やイベントに合わせて訪れてみてください。

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